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2022-12-10 06:46 ucan 作成
投票数 1
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世田谷の北沢川から渋谷の宇田川へ、源流を求めて 2022年01月18日
東京の暗渠となった川の源流を求める旅

まず北沢川へ。小平からは狭山・境緑道、そして、玉川上水沿いを下って、源流の世田谷上北沢の松沢病院にある将軍池へ向かう。川としては6kmほど、池尻大橋付近で烏山川と合流し、目黒川になる。江戸時代、玉川上水から北沢用水を通して、水を引き、農業用水として田畑に水を供給した。今は下水が流れ、暗渠となり、上部は2/3ほどが緑道。この緑道がいい。梅が丘駅から烏山川と交わるまでが圧巻だ。流石、世田谷と言わざるを得ない。落合水処理場から処理水を引き、流している。古の北沢川を蘇えらせたかのようだ。走っていて楽しい。実際はゆっくり歩くべきであろう。

次に北沢川が目黒川になった池尻大橋から上目黒を越え、渋谷松濤公園に向かう。前回、渋谷川、河骨川を廻ったが、宇田川の源流が抜けていた。そこで巡ることに。宇田川の松濤支流の源流がここである。池もあり、小さいが、なかなかの公園。江戸時代、やはりここも玉川上水から三田用水を通し水を引いていた。全ては繋がっている。この支流は渋谷センター街に流れ、宇田川に入る。
宇田川については、加瀬竜哉氏のブログに詳しい。彼は10年ほど前に47歳という若さで癌のため亡くなっている。ブログが嬉しいことに遺されている。"no river, no life"素晴らしいタイトルだ。是非訪ねて欲しい。https://www.kasetatsuya.com/norivernolife/noriver_nolife_01_03.html
渋谷に生まれ育った彼の地元の川への愛を伝える貴重なブログ。しかし、残念ながら彼の想いが今の渋谷では生かされていない。小川を今に蘇えらせる緑道の少なさだ。ほぼ生活道になっており、川があった縁を見つけ出すことさえ難しい。看板のみに名を残す寂しい状態。河骨川、宇田川に緑道を作り、川を再現できたら素晴らしいことだろう。最早、渋谷は商業都市として川の流れる住環境を必要としていない証なのかもしれない。宇田川の源流もオープンにしていない。JICAの敷地内にあるが、そう簡単に見せてはくれない。宇田川は渋谷川の本流より流れが大きかったと聞く。是非、源流から緑道を作って欲しい。全く何もないのは寂しすぎる。

加瀬竜哉氏の言葉を紹介する。

オレは決して、知識をひけらかしたいんでも自然の大切さを訴えたいんでもない。オレはそんな器じゃないし、そんなつもりもない。ただ、PCの前にいる"トモダチ"に、「いやあ、知らなかった。コレって、こういうことらしいぜ」と話しかけてるだけ。そうしなければ、体験者のいなくなったあとの歴史の授業みたいに他人事になってしまう。だから知っておきたいし、知らせておきたい。それだけ。
何故川に蓋がされたのか、何故そのままなのか、そしてそのおかげで今どんなに安全に暮らせているか。失ったものは何で、得たものは何なのか。


2022-12-10 06:48 作成
2022-12-09 16:48 更新